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便利な道具を紹介

燻製を作るためにはさまざまな種類の道具が必要となります。ここでは燻製作りには欠かすことの出来ない道具から、あると大変便利な道具まで、いくつか紹介したいと思います。

3種類の熱源を紹介!

食材を燻す方法には「冷燻」「温燻」「熱燻」という3種類の燻煙法があります。それには燻製器内の温度調節が重要となりますが、その温度調節をするためには「熱源」が必要で、簡単に言いますとコンロのことです。スモークチップから煙を出すためにも同じくこの熱源が必要となります。また熱源にも電気やガスなどを利用するものや、それ自体に火をつけて使用するものなど、いくつかのタイプがあります。電気の無い場所で燻製作りが行われる場合や、燻製器のサイズや形などによっても、利用できる熱源は変わってくると思います。そこでいくつかの熱源を紹介いたしますので、それぞれの特徴を踏まえて参考にしてみてください。

電熱器を紹介!

はじめに紹介する熱源は「電熱器」です。こちらは一般的に多く利用されていて、安全で熱の管理が容易にでき、ステンレス製などのものはお手入れもしやすいため、大変便利です。ただし中には電圧の調節ができないタイプのものもありますので、調節できるものを選ぶと良いと思います。この電熱器はもちろん電気の無い場所では使用することができません。

ガスコンロを紹介!

電気の無いアウトドア向きです。持ち運びのしやすい小型の物もありますので便利ですが、燻製を作るためには数時間燻すため、ガスの量や連続燃焼時間が設定されているガスコンロもありますので、その点を注意すると良いと思います。

炭を紹介!

炭

炭自体は価格も手ごろでアウトドアには最適です。炭は大きく分けて2種類あります。「黒炭」と呼ばれ一般的にバーベキューなどで利用されるものです。火はつきやすいのですが、火持ちはさほど長くはありません。もうひとつは「白炭」で、いわゆる備長炭です。こちらは火がつきにくいのですが、火持ちはとても長いです。どちらにしても炭を入れるための「炭台」などが必要になるのと、火の調節の難しさや、火の不始末などにさらなる注意が必要となります。また火の着いた炭に水をかけると水蒸気爆発などの可能性もありますので、十分気をつけましょう。

熱源における注意点!

以上のようにおもな3種類の熱源を紹介しましたが、ひとつ注意しなければいけない熱源があります。それは家庭などでよく利用される「カセットコンロ」です。燻製器の中で使用する場合、燻製器内はかなりの高温になります。ですから使い方によってはボンベが爆発なんてこともありますので使用は控えた方が良いと思います。また中には家庭のコンロで燻製をされる方もいらっしゃいますが、ガスをたくさん使用するのと、燻製の方法によっては、お家の中がスモークのとてもいい香りになっちゃいますので、私はあまりおすすめしません。

あると便利な道具!

これから紹介するものは燻製作りにあると大変便利な道具です。

乾燥用品を紹介!

燻製を作る上で重要なのが食材を乾燥させるという工程です。こちらは後ほど詳しく説明しますが、食材によっては下準備で塩づけをする工程があります。塩づけの際に素材に直接すり込む方法と、塩水につけ込む方法があります。他には塩づけした食材を水で塩出ししたり、余分な水分を飛ばすなど、素材を乾燥させるということから、乾燥のための道具が必要となります。それではあると便利な乾燥用品を紹介いたします。
◎ペーパータオル・・・塩出し後の食材を拭いたりする時に使用します。ただ食材にペーパータオルが貼りついちゃうことがありますので、乾燥させるための使用には適しておりません。
◎クッキングペーパー・・・厚手の商品でペーパータオルのように、張りつくことが少ないので乾燥には適していると思います。ただ肉などの脂身などには張りつくことがありますので注意が必要です。
◎網かご・・・よく干物などを作る際に利用されるものです。乾燥の際に鳥や猫や虫などから食材を守るのに適しています。

他にあると便利な道具を紹介!

◎S字フック・・・燻製器内で食材をつるすのに便利です。S字型のステンレス製や鉄製の手ごろな物で良いと思います。
◎温度計・・・バイメタルダイヤル式など、先端が尖っているため肉などの食材に刺し込むことができ、食材の中心温度や燻製器内の温度を測るのにとても便利です。
◎タコ糸・・・食材をタコ糸で縛り、つるすために便利です。
◎消火器・・・万が一の時にとても重要です。
このようにほんの一部ですが、あると便利な道具を紹介しました。燻製作りに挑戦し、ここに紹介したもの以外にも、自分なりのこだわりのアイテムを見つけ出す、ということも楽しみのひとつになると思います。

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