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アイデア燻製器を紹介

ここまで燻製器とはどのようなものかということを知っていただくため、一斗缶を利用し説明してまいりました。その構造の単純さが分かっていただけたと思いますが、次に紹介するいくつかの燻製器はみなさんの周りにあるものや、低予算で作ることができるアイデアがたくさん詰まった、オリジナル燻製器をいくつか紹介いたします。これらの燻製器を参考に自分なりのアレンジを加え、すばらしいオリジナル燻製器を作っていただきたいと思います。

試行錯誤を重ねたアイデア燻製器とは

燻製器の構造をふまえてみると、自分の身近にある物がなんでも燻製器に見えてくるはずです。家の中にあるあんな物やこんな物まで!

アイデア1[ロッカーを使った燻製器]

まずはじめは「ロッカー」を燻製器にしたアイデアです。会社なんかでよく見られる、洋服や書類なんかが入っているあんなロッカーです。大きさも十分ありますし扉が付いているので開け閉めも自由自在です。中に熱源を入れることもできるし、たくさんの食材をつるすことだって出来るでしょう。ただしロッカー自体が大きいと設置場所やお手入れのほうが大変だと思いますが、それを踏まえて小さめのロッカーなんかを探してみるのも良いと思います。

アイデア2[出前のおかもちを使った燻製器]

みなさまは「おかもち」と言うものをご存知でしょうか。よく食堂などの出前に使われるあのおかもちです。実はこれが大変便利なのです。まず上部に取っ手が付いているため、持ち運びがしやすいのと、扉がスライド式になっているので、チップの交換がしやすい。さらにはもともと中に階層があるため、網棚なども設置しやすく、また取り外しもしやすいのです。これなら加工も簡単ですし、上手に燻製器を作れそうですね。この場合の熱源の利用方法は外から炙るという方法になります。

アイデア3[植木鉢を使った燻製器]

植木鉢で燻製器?最近では100円ショップなどでも大きくて立派な「植木鉢」が売っていますよね。またその植木鉢にぴったりはまるような、丸い餅焼き用の網なんかもあると良いですね。これも100円ショップにあるかと思います。そんな大き目の鉢を2つ用意し、それぞれの底と底を合わせ、隙間が開かないようにビニールテープなどで合わせた部分を密閉するといいでしょう。あとはそれをレンガなどの上に乗せ、レンガ部分は熱源スペースとして、下部の鉢はチップ部分で、上部の鉢は餅焼き用の網を敷いて食材を置き、フタを閉めると安くて簡単な燻製器が出来ると思います。ただこのままでは保温力が弱いので、何かもう一つ工夫が必要になるかと思います。

アイデア4[中華鍋を使った燻製器]

深めの「中華鍋」を2つと丸い餅焼き用の網を用意します。最近では中華鍋なんかも100円ショップや量販店などで安く手に入れることができると思います。また新品の中華鍋は塗装膜を落とすために空焼きしてから使用するのが良いようです。まず中華鍋にアルミホイルを引いてチップを乗せます。その上に網を置いて材料を載せ、もうひとつの中華鍋で蓋をし、それを熱源で炙るという感じです。こちらは揃えた材料を加工せず、そのまま使用できるため簡単に燻製が作れると思います。

アイデア5[オイル缶を使った燻製器]

オイル缶と言っても、もちろんオイルが入っていた物は使用できませんが、こちらも一斗缶などと原理は同じです。例えばオイル缶を2つ、3つと重ね合わせることによって、大きなサーモンなどをつるせる高さのある燻製器を作ることも可能です。ただオイル缶と言えば側面に丸みがありますし、鉄の厚みがある分穴を開けるなどの作業が大変だと思いますが、オイル缶の鉄の厚さが中の保温力を高め、頑丈な燻製器を作ることができると思います。
このようにいくつかのアイデア燻製器を紹介しましたが、アイデア次第では植木鉢で燻製器を作ることも出来るんですね。みなさまも驚かれたのではないでしょうか。また他にはレンガを積み重ねたり、鉄板から加工して本格的な燻製器を作る方もいらっしゃるようです。それらを踏まえてお手入れのしやすい、安全な燻製器作りに挑戦してみると良いでしょう。

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